わくわく文庫をお使いのユーザー様にお話をお伺いしました。
学力の中で国語力というのは一番、身につきにくいものです。半年や1年で身につくものではなく、生まれたときから長い時間をかけて身につけていくものです。それゆえに、どうやって国語力の積み重ねていけばよいか、どの保護者の方もお悩みのようです。
私は「わくわく文庫」を、国語力を身につけるのに有効な手段として位置づけています。国語力の積み重ねのための読書は早い時期に始めたほうがいいと思います。保護者の方には「外からは見えないけれど、土の中に太い根を張らせていると思ってください。」と説明しています。それに気付くお母さんは本当に賢い方だと思います。
読解力があっても読むのが遅い子は、時間が足りなくなるため、テストで点数が取れずに「国語が苦手」になっています。「わくわく文庫」で訓練していると、早く読めるようになるので、国語のテスト結果に顕著に現れるようになります。
また読解力がないお子さんについては、早く読めるようになっても読解力が身につくのは難しいだろうな、と思っていましたが、本を読んで感想を書いているうちに、教わらなくても文章の意味を理解し、読み解く力を身につけているということに気づきました。
小学校を卒業するまでに、100冊、200冊読んで、何百枚と感想文を書いていくうちに、すごい力がついていたのですね。
また、国語のテストの結果以上に大人の予想を超えた反応をする子供たちが現れるのがすばらしいことだと思います。本の内容について、その時代を調べる子もいれば、世界地図を見てその国に興味を持つ子もいます。コックさんや看護婦など、職業について知りたいと思う子もいます。読書によって、そういうきっかけを与えることができるということは、すばらしいですね。
「1皿3個のドーナツがあります。5人に用意しようと思ったら何個のドーナツが必要ですか?」
この問題を「1+3+5=」としてしまう子が多くいます。これを「うちの子うっかりしていて・・・」とこれを笑って済ませてはダメですよ・・・と、いつもお母さんたちに話しています。文章が読めてないわけですから恐ろしいことなのです。
できるだけ小さなうちから好きな本を読んで、国語力の積み重ねを続けてほしいと思います。特に受験をする子には絶対必要です。
子どもたちには毎回感想文を書かせています。「てにをは」がめちゃくちゃだったりしても、決して指摘しません。何が書いてあってもその本について書いてあれば花マルです。「書く」ということ、「自分の想いを書く」ということが大切なんです。それが、用紙のマス目なんか関係なく、はみ出して書く子も現れます。回を重ねることにどんどん面白いことを書くようになっていって、その感想文がお母さんの宝物になっています。子どもはみんな作家なんだなぁと思いますね。
「わくわく文庫」というのは、本を読んだ後に感想文を書かせることで、書くことに苦手意識を持たせないようにすることができる最高のツールですね。